京都大学WCVに高2生3名、高1生1名が参加!
7月18日、京都大学で行われたWCVに高2生3名、高1生1名が参加しました。
WCVはこのHPでも度々生徒の参加状況を報告している企画ですが、国立大学、それも都内以外の大学は初めての実施ということで貴重な機会を得ました。『ウェブで学ぶ』(ちくま新書)などで有名な飯吉透教授の「オープンエデュケーション入門」の講義を受講するというのがメインの企画で、前後のスクーリングのコーディネーターは本校ではおなじみの倉部史記さん。
参加させていただいた講義は「ポケットゼミ」と呼ばれる大学一年生の少人数ゼミナールで、男子学生6名と女子学生3名、そしてTAの大学院生1名、お手伝いの4回生1名という濃密なメンバーで行われました。参加制との自己紹介の時間も与えていただき、本校生徒の1人は「京大生がどれだけハイクオリティかを見てみたいです」と大胆なことを言っていました。
授業は和やかな雰囲気の中で進められ、参加生徒たちもしっかりとついていっていたようです。オープンエデュケーションの出現で、「知の占有」が「誰でも受発信」に時代になったことは革命的であるということが様々な形で具体的に示され、それについて討議をするという展開でした。お土産にいただいた先生のご著書『ウェブで学ぶーオープンエデュケーションと知の革命ー』(ちくま新書)は、是非夏休みに熟読してもらいたいものです。
学食での昼食時にはポケゼミの学生が何名かが帯同してくださり、カフェテラスで京大の生活についての話が聞けるというなんとも贅沢なひととき。
午後の振り返りでは4回生の方やTAの方に加えて飯吉教授も会議の合間を縫ってご登場になり、ご自分のまさに紆余曲折のご経験をお話しながら、「何とかなるよ」と生徒たちを笑顔で励ましてくださいました。
京大のキャンパスを歩きながら生徒に感想を尋ねてみると、「京大、本当にいいですねえ」「来てよかったです」「自由な雰囲気が素晴らしい」と感動の声ばかり。わざわざ遠方から駆けつけた甲斐があったようです。
帰りには祇園近くの石塀小路を抜けて甘味処で涼を取るという、まさに京都らしい夕暮れ時を過ごしました。
WVCの企画をしてくださったNEWVWRYさんや、倉部さん、そして何より京大の飯吉教授、ポケゼミの皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。
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