上智大学のTEAP利用型入試について   2015-09-17 | 自習室からのお知らせ permalink   

上智が実施するTEAP利用入試とは一般入試に先駆けて行われるMARCHでいう全学部入試のようなものです。早慶上智で一番始めに行われるため、練習校にはもってこいです。

しかし、簡単に受けられるわけではありません。というのも、事前に英語の試験を受け学科別に設けられた規定点数(詳しくは上智大学のホームページまで)を超えなければ出願資格を得ることができないのです。

今回は今年TEAP利用入試を利用して法学部地球環境法学科に合格したチューターが説明したいと思います。TEAPのサンプル問題とTEAP利用型入試の試験問題を参照してもらえると一層理解してもらえると思います。

[TEAP型利用入試受験までの流れ]

TEAP申し込み(7,9,12月に実施)→TEAP受験→利用型出願→受験(今年度は2月3日)

※TEAP申し込み支払い時、コンビニかクレカを選択できます。コンビニ支払いの場合有効期限が短いので早めの申し込みをオススメします。ちなみに今年度の最終日程は12月13日です。

[出題傾向]

リーディングとリスニングの難易度は英検準2級から準1級レベルとされています。個人的に受けてみて、問題ひとつひとつの難易度はセンター試験に毛が生えたくらいです。また、問題作成者は上智の関係者が携わっており、一般入試の問題と類似性が見られます。問題の分量はかなり多いです。(;゜ロ゜) 私自身も受験時終わらなかったです・・・ しかし、対策次第で十分高得点は狙うことができます。詳しくは対策編で。

続いて、今年度から学科によっては、ライティングとスピーキングが追加されました。

ライティングは、70語程度の要約問題とグラフを用いた読み取りと自分の意見を200語でまとめる問題です。内容は様々な入試問題で見かけるトピックである。しかし、受験生の多くが私立文系志望であることを加味すれば、難易度は決して易しくはないと言えます。1文15字で書くとすれば、18文も書かなくてはならず、日頃から書くことになれていない受験生にとっては酷かもしれないです。したがって、ライティングセクションでの高得点はあまり望めない可能性があります。

スピーキングは大きく4部構成になっています。Interviewでは、生活に関する簡単な質問に答え、理由を一つ述べます。Role playでは、面接官が先生、受験者が生徒となって質問カードを参考に面接官に質問をして、答えてもらうというものです。Monologueはカードを参考に質問をするという内容です。最後のExtended Interviewでは、4つの質問に賛否を答えて理由を述べる問題です。総じて、英検2級から準1級程度のレベルと言えます。しかし、内容は単純であり、要求される答えと理由は平易な英語で明快ならばしっかり得点できそうです。

[対策]

(リーディング)過去問を一度解くだけで十分です。そのときに解く順番に気を付けてほしいです。問題の配点は公式に発表されていませんが、後半の長文問題の比重が重いようです。ですので、3Bと3Cの長文問題を最後に回さないようにしたいです。

(リスニング)これも過去問を解けば傾向を掴めますが、50分という試験時間を考慮すると日々のトレーニングは必要です。また、英語は一度しか読まれないので高レベルと言えます。リスニングが苦手な生徒は、英検などの参考書を用い一回で聞き取れるようになれるまでやりこみましょう。

(ライティング)国公立の問題でトピックを知る。とにかく英文を書きまくるという勉強法が考えられますが、あまり深入りしないようにしましょう。スピーキングセクションで得点を稼ぎましょう!!

(スピーキング)公式ホームページの動画をくり返しみましょう!あとは、自信!萎縮せずに面接官とコミュニケートする感覚をイメージしましょう。

(国語)特に特別な対策は必要ないと思います。ただし、文学史が出題されたので知識系は一通りやっておきましょう。

(選択科目)特に特別な対策は必要ないと思います。

[合格体験記]

<TEAP>

私は、9月のTEAPを受験しました。昨年は、2技能しかなかったのでリーディングとリスニングを受験しました。リーディングは、試験終了五分前に語補充問題が最後に残り、流し読みで解きました。(本当はよろしくないです・・・)ですが、他の問題はきっちり解くことができたので76点という良い点を取ることが出来ました。リスニングは、予想問題を繰り返し聞いていた甲斐もあり、55点取ることができました。

<TEAP利用入試>

1科目目は国語。大問1は、評論文でした。内容はあまり難しくなかったので時間も掛からず高得点を取ることが出来ました。大問2は、上智では珍しい古漢融合でした。なかなかとっつきにくく時間もかけてしまいました。大問3は、敬語と文学史を問う設問でした。ここでは高得点を取ることができました。

2科目目は選択科目。私は、世界史選択でした。解答用紙が配られたとき、裏面に400字の記述欄が見え冷や汗をかきました。試験中もこれでいいのか?という不安を抱えてひたすら書いていました。

試験終了後「これは落ちたな・・・ 初戦だし仕方ない」と切り替えました。

ところがどっこいなんと手応えゼロのTEAP利用入試に受かりました!!!

最後に今回ココに載せられなかった情報や相談も随時受け付けています_(_^_)_