センター壮行会!
2015-01-16 | 進路系行事

1月14日(水)、センター試験前の最後の登校日に「事実上の大学受験壮行会」として、恒例の「センター試験壮行会」が実施されました。この企画も6回目となり、伝統になってきました。受験生に寄せられた、各先生方およびチューターからのメッセージを紹介します。

校長

榎並学校長

私の好きな言葉は「人事を尽くして天命を待つ」。
皆さんも頑張ってきた自分をとことん信じて、落ち着いて頑張って欲しい。

 

kagonma

内野学年主任

人生を旅やマラソンにたとえることがある。旅もマラソンも、経験してみなければそれがいい比喩かどうか分からない。だからそれも経験した方がいい。人生を戦いにたとえることもあるが、それが正しい比喩かどうか分かるのも、戦った者だけだ。戦いの前に身体や心が自分の思い通りに動かない経験をしたことがあるだろう。気持ちが盛り上がりすぎて身体が動かなかったことがあるかもしれない。熱いところがなければならないが、冷静でなかったら勝てるわけがない。

「もっと時間があったら」と思っている者もいるかもしれないが、そう思っても必ず戦いの時間はやってくる。ここから先、君たちを大きく左右するのかは「心」。どれだけ熱く、どれだけ冷静に試験会場に向かっていけるかが勝負だ。勝っている自分を想像しろ。勝ったことの想像をしない者に、勝ちが訪れるわけがない。負けると想像している者が勝てるわけがない。これで大丈夫と思える自分の心の状態を整えて勝負に臨むように。

内山

内山(受験上の注意)


受験は本当に予期せぬことが起きてしまいます。受験上の注意をしっかりと確認しよう。もし当日、持ち物などを忘れてしまったなど困ったことがあったら係の人に聞いてみること。勝手な判断で自分を最悪の状況に追い込まないように。また、会場にはいろんな人がいるので、他の人が気になって自分のペースを乱されないように。

白岩

白岩(英語)

中1の時やった「ニュートレジャー」(教科書)を思い出してほしい。「ハロー」から始まったよね。そんな君たちが、今や人によっては東大や早慶を狙うところまできている。6年間やってきた自分たちの英語の成果を出してください。試験で眠くて寝てしまった、手を抜いてしまったということも6年間の成果になります。残り三日間、読み慣れた「ネクステ」中心に基本をしっかりやっておくように。陰ながら応援していますので、ベストを尽くしてください。

安國

安國(国語)

私はセンター試験のとき、初日、苦手だった英語で高得点が取れてしまって、「これは勝った!」と思ったら、二日目の得意の国語で大失敗。中学時代ソフトテニスの試合でも三セット連取の後逆転負けをしたのが苦い経験。

勝てると思ったら負けます。「勝った」という安心感を持ってはいけない。「勝とう」という気持ちを持つ。「勝てる」と思った瞬間、力が抜けてしまう。


国語という科目は気持ちに最も影響を受けやすい。自分の気持ちが冷静じゃなければ、文章に書いてある気持ちを読み取れるわけはない。気の乱れが、ペースの乱れに、そして全ての乱れに繋がってしまう。最も頭を冷やしてやらなければならない科目。困ったときは「黙想」してみよう。

杉本

杉本(数学)

数学は一番最初の問題を間違えるとその大問ごとごそっと落としてしまう。だからこそ、問題用紙の注意事項をよく読んで、心を落ち着かせよう。どんな問題が出ているのか、楽しむつもりで見てみよう。

ⅠAは整数問題が初出題となるが、簡単な問題が出るかもしれない。自分に余裕を持とう。

ⅡBは時間がないから、テンポ良く・手際よく。計算は左から詰めて書くように。自分がどこを解いているのか分かるように落ち着いて問題を解くこと。

当日は、見知らぬ土地で見知らぬ人と接する時間になるが、もし可愛い女子が近くにいても、気を取られることがないように。大丈夫、その子は君たちのことを何とも思っていないから(笑)。

秋山
秋山(物理)
新課程で問題数が予測できないので時間配分がカギになる。分からなかったらどんどん先に行こう。新課程と旧課程は問題冊子が一緒なので、誤って旧課程の問題を解かないように。
試験中にカラスが鳴いてキレていた受験生がいるので、彼のようなみっともないまねはしないように、そして何事にも心が乱されないように。それから、予想問題を用意したので、直前対策でじっくり解いていきましょう。
永田
永田(化学)
覚えてすむものは覚えたらいい、といつも言っているが、今からでも覚えられることがあれば、それはすぐ力になる。
新課程の傾向はズバリ、「わかりません」(笑)。余計な先入観ではなく、自分が見たものを信じて取り組んでください。
残り三日間、健康を第一に無理をすることなく頑張ってください。
上野
上野(生物)
じっくり落ち着いて文章をよく読んで答えよう。「何を聞いてるか」をしっかり考えること。いったん全体を見て、戦略を立ててから解き始めるように。
文系は知識勝負になるので、簡単な知識で落とさないように。また科目の時間配分をしっかりすること。
理系は範囲が広くなる。大変な状況ではありますが、生物組はこれまでの模試の結果から見ても佼成学園史上最強です。自信を持って堂々とやってください。
理科一科目受験者は空き時間が2時間もあるので、有意義に使うように。
河野
河野(世界史)
センター試験は地歴からスタートする。試験後すぐに答え合わせをして一喜一憂しないように。もし「やばいな」と思っても、他の教科に影響してしまわないように気持ちを切り替えよう。落ち着いて問題に取り組めるよう、よく睡眠をとってから臨んでほしい。
佐藤和
佐藤和(日本史)
試験では出題者の意図を読むのが鉄則。「一つの側面」はありえない。いろんな側面から見るようにしよう。
君たちには4つ5つの選択肢の中から2つに絞り込めるだけの能力がある。だから最後まで諦めずに頑張ろう。
佐島
佐島(地理)
とりあえず、第一科目に集中して、余力があれば二科目目を見る。地歴は一番最初の科目なので、慎重に。
今回3つの試験会場の中で2つは駅から人の流れでたどり着けるが、もうひとつの東京学芸大では、駅から遠いため、バスが混むので時間に余裕をもって。今日から朝型の生活をしよう。
佐藤
佐藤チューター(自習室チューター)
現役生ということは最大の強み。なぜなら、受験の怖さを知らないから。そのまま突っ込んでいっていい。その怖さの中で合格を勝ち取ることができたら勝ちです。
センター試験が終わったあとのセンターリサーチは必ず来てください。点数がとれなかったからといって、学校に来なくなってしまうようでは負けです。
みなさんの健闘を祈ります。
萩原
萩原フェロー(自習室スタッフ)
自分は自分にしかなることができません。だからこそ、自分の能力を存分に発揮してください。
チューターからのメッセージを進路指導部のホームページに掲載しているので、息抜きをしたい時・元気のない時は読んでみてください。
最後に、こちらも恒例となった生徒代表による決意表明が行われました。今年、生徒代表となった西村君は年明け体調不良に見舞われるというトラブルもありましたが、「プレッシャーを楽しめるやつは強い。俺たちはプレッシャーを楽しめる!俺たちはこの学校で三年男を磨いてきた。勝つのは、『俺たち』!」と元気に力強く決意表明をしてくれました。
 
高校3年生の健闘を祈っています!

 

 

 

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