センター試験壮行会実施!
2013-01-16 | 佼成学園の進路指導, 進路系行事

本日、いよいよ今週末に迫ったセンター試験に向けて、高校3年生対象のセンター試験壮行会が実施されました。今年で四年目を迎えたこのイベントは、センター試験のみならず大学入試に臨むための言わば「出陣式」でもあります。先生方が最後のアドバイスと激励の言葉を述べ、生徒の決意表明を行います。

榎並校長
「私の好きな言葉は「人事を尽くして天命を待つ」です。皆さんも今日までのことは、「しっかりやれた」と思って、自信を持ち、実際の試験において「人事を尽くし」てください。皆さんの健闘を祈ります」

校長

河野学年主任
「不測の事態が起きても焦ることのないように。現役生だけが一つの会場で受験できます。団体戦の強みを生かしてがんばってください。最後のゴールまで見据えていけば、たとえ模試の判定がよくなかったとしてもまだまだ学力は伸びるので、センターの結果に一喜一憂せずに次に向かってください」
河野
続いて、この学年の進路指導を6年間にわたり支え続けた井上教諭から諸注意と英語についてのワンポイント・アドバイスがありました。
井上
「まずセンター試験全般について。残り数日間は新しいことには手を出さず、今までやってきたことをしっかり見直すように。また、持ち物リスト、チューター作成の「センター試験ハンドブック」の注意事項をよく確認するように。そしてすべての科目が終わるまでは自己採点をしないこと。試験では、開始の合図があったらまず問題全体を見通す。形式の変化などを確認。冷静に対応してください。ここ数年の流れから言えばおそらく問題は難しくなると思いますが、その時は誰にとってもそれは難しいのだから、決して焦らず冷静に問題を解いてください」
「次に英語に関して。ポイントは3,4,5番の使い方です。配点の高い最後の問題に確実ににたどり着けるように、時間配分をしてください。残り数日間は、動詞、名詞、形容詞の語法をしっかりやっておくように」
同じく6年間国語を担当してきた畠教諭から一言。
「今までやってきたやり方を信じてください。センター国語は決して易しくはないけれども、とにかく冷静に取り組むように。既に推薦などで合格を決めて受験が終わった生徒の皆さん、アメフトや野球の最後の試合には多くの生徒が応援にきていましたね。今度は皆さんが声援で支える番です。ぜひ、センター試験が大勝負になる生徒たちに、力になるようなことをしてあげてください」
畠
数学を6カ年担当した榊原教諭から。
「数学のネックになるのは、最初の方で間違えるとその先も間違えてしまうことがあるというところ。もし何かの問題ができなくなってしまったら、慌てずに次の問題に移ること。そして必ず全部の問題を解くようにする。後で戻ってみたときにさっき解けなかった問題が案外解けるようになっているものです。最後まで解ききることを優先してください」
榊原
河野主任も世界史の担当として一言。
「「誤っているものを」などの表記を見落とすのを避けるように。問題が難しい場合はそこにとらわれず、次に進むことをお勧めします」
日本史担当の小平教諭。
「社会は最初の科目で緊張するけど、それは誰でも同じ。その中でどれだけ実力を発揮できるかが勝負。ここからは基本の確認のみにしておくのがいいでしょう。毎年出題されている教科書の写真部分は絶対チェックしておくこと」
小平
理科の永田先生は生物と化学について。
「理科は60分。必ず時間は余ります。残り10分で見直し出来るようなペース配分を心掛けてください。よく猛獣のように、まるで「飛びかかりそうな勢い」で問題を解く人もいますが、ちょっと待ってください。全体に目を通して、「どこに時間がかかりそうか」を最初に見極めるのが大切です。またケアレスミスは簡単な問題で出ることが多い。問題が短く、一瞬で判断できそうなところで出るものが要注意です」
永田
物理担当の秋山先生も駆けつけてくれました。
「普段通り、びびらず、ふてぶてしく問題を解くこと!」
秋山
そして、2年前にセンター試験を経験した大学2年生のチューターからも激励です。
和田
慶應義塾大学の和田チューター。
「私立志望の人は失うものは何もないという気持ちで臨めばいいと思います。国立志望は、自分がやってきたことを100パーセント出すように。試験にポジティブな気持ちで臨むのか、ネガティブな気持ちで臨むのかでのかで結果は大きく変わってきます。もし試験前に不安があったら是非自習室を訪ねてください。愚痴でもなんでも聞きますよ」
佐藤
明治大学の佐藤チューター。
「今回の「センターサポートBook」「持ち物リスト」は僕が作りました(笑)。ぜひ活用してみてください。それから「時計」を忘れないでください。過去には鉛筆忘れて受かった猛者もいるけど、やっぱり冷静に試験を受けるためには持ち物をしっかり確認してください。皆さんの健闘を祈っています」
持ち物
そして最後は恒例の生徒代表決意表明。今年は生徒会の副会長でもあった木村亮太君。堂々と、そして今年の高3学年らしい明るく楽しい雰囲気でみんなを盛り上げてくれました。
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「受験は勝負、戦いだと思う。勝負するのに負けると思っていたら、これだけ準備をすることはできなかったと思う。確かに100%勝てることはないけれど、どうせなら負けると思ってやるのではなく勝てると思って、勝つ気で行ってきます。みんなで団体戦で頑張りましょう!今年はクラスごとに「オー!」でも「ワー」でも何でもいいので、ここでストレスをぶつけ、鬱憤を晴らすべく叫んでください!」
木村1
木村2
各クラスの生徒からは「オー!!!ワー!!」の声が飛び、「勝負」に向けて学年が一丸となった瞬間でした。
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今年のセンター試験はどんなドラマが待ち受けているのか、本当に楽しみです。悔いのないように全力を尽くしてほしいと思います。頑張れ佼成学園受験生!

 

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