高校2年生 学習合宿 〜大学受験への道しるべ〜
2013-12-12 | 進路系行事

高校2年生・冬の学習合宿が始まりました。佼成学園が冬に学習合宿を始めて、今年で3年目。
高校3年生が受験シーズンに入り、いよいよ高校2年生も「受験生」と呼ばれるようになるこの時期に、合宿を行うのには受験生としての自覚を持たせるという特別な意味があります。
その思いに呼応するように、今回は100人近い生徒が合宿に参加。学年全体に共有される受験への意識の高さを感じさせました。それは学年を重ねるごとに高まっていています。

そんな合宿の一日目となった本日のメインイベントは「大学受験への道しるべ」。
受験生としての自覚を持ち始めるこの時期に、一年後に迫る大学受験へ向け、志望校に合格するためどのように勉強していくかの詳細な計画をつくります。いわばそれは、受験の世界を渡り歩くための「自分だけの地図」。計画を作るときには、勉強だけでなく、部活動での大会の予定など、勉強の他にある生活のことも考慮に入れます。中には、受験勉強が本格化する4月に「破局」と予定を立てていた生徒もいたりいなかったり(笑)。

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しかし、いざ計画を立てよう、と言ってもまだ大学受験に向けてのプロセスや学習の進度、そして志望校合格に必要な学力と準備について、わからない点も多くあります。
そんな時彼らをサポートするのが、主にチューターです。卒業生で、一般受験を経験したチューターが、一人ひとりの状況に耳を傾け、自らの受験の世界を渡り歩いた経験を元に大学受験に向かうイメージやそれに当たってのアドバイスを伝えます。そして具体的な問題集や勉強方法も場合によっては提案し、生徒を受験の世界へと適切にナビゲートしていきます。

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そしてあっという間に1時間経ち、イベントの終了時間を迎えます。この時点で計画を完全に書き終えた生徒は少ないようでした。
しかし、それは生徒たちが怠けていたというわけではありません。むしろ、彼らは自分なりの受験の渡り歩き方を真剣に考えていたということの現れなのです。
そのような先生からのことばで、この場は締めくくられました。彼らは明日の夜までに計画を引き続き検討し、完成させます。

受験生として、大学受験の世界を目的地へ向け、渡り歩く。その歩みは、正しい方向に向かい、着実に目的地へ近づくものでなければいけません。
その第一歩として、今日のこのイベントが役に立ってくれれば良いと思います。

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