学校長を始め、各教科の先生方からのアドバイス、チューターからの激励、そして代表生徒決意表明というプログラム。センター試験を目前に控えた生徒は緊張の残る面持ちだったものの、次第に表情も緩やかになり、和やかな雰囲気の中で行われました。
「いよいよ大学入試が始まります。推薦などで合格している生徒も応援をし、心を一つにして頑張ってほしい。人事を尽くして天命を待つ。健闘を祈っています。」
阿部学年主任
「自分がやってきたことを信じて頑張れ。私はソロバンを長い間やってきましたが、その時師匠から教わった言葉を皆さんに贈ります。『練習するときは本番を意識して取り組むこと。本番の時には練習の通りに行いなさい』
西田国語科教諭
「国語は広い視野、引いた視点、落ち着いた距離感を持って取り組んでほしい。そうすれば出題者の意図も透けて見えるはず。この学年の生徒が高校1年の時から様々な言語体験を積んできたことは模擬試験などの数字にも表れている。自信を持って臨んでほしい。」
金子社会科教諭
「試験会場には皆さんが作り上げた日本史のノートを持って行って最後のチェックをしてください。教科書の図などは必ずチェックする。見たことのない選択肢が出てきたときも焦らず他の選択肢を潰していく消去法を使うこと。日本史はここ5年間で最も成績がいいのだから自信を持って取り組んでください」
荻原社会科教諭
「地歴公民全般に言えることですが、時間が許す限りしっかり見直しをする。最低三回、十回やってもいい。思い込みで答えているものはそうやって正されていくのです」
阿部数学科教諭
「数学は時間がタイトです。迷ったら次に進むくらいの開き直りも大切。今までやってきたことを信じて頑張ってほしい」
秀島理科教諭
「センターの問題が解けないようでは私立などは難しい。練習台のつもりでいきなさい。登山もそうだけど、自分の足でここまで歩いてきたはずです。先生方はコンパスに過ぎない、自分たちの足で山頂に登頂してほしい」
東英語科教諭
「センター試験まではまだ三日あると考えてみよう。発音・アクセントはまだ確認ができます。英語は時間との勝負ですから時間の使い方に特に注意をするように。また問題を飛ばすときは空欄にしないでマークしておくこと」
萩原チューター
「皆さんにとってはじめての大学入試です。不安な気持ちもあるかもしれないけど、失敗をしても気にせず最後まで全力で頑張ろう」
佐藤チューター
「皆さんの手元にある入試持ち物リストは僕が作って毎年配布しています。忘れ物をすると当日焦ってしまい、力が出せません。まず持ち物は完璧にするように」
小西チューター
「まず、川上チューターからメッセージを預かっています。『受験は男の勝負だ。全力で頑張れ!』」
「私大専願者にとっては練習かもしれないけど、一つ一つ真摯に取り組まなかったらどこにも合格できません。そして周りの人に感謝すること。ここまで支えてくれた人がいたから今があるということを忘れないでください」
水谷君
「過去に先輩たちがセンター試験に弱かったことを聞いてきたけど、俺たちは違う。本番に強い!そうだよな、みんな。俺たちは本番に強いよな!」
水谷君は最後にディズニーシーのアトラクション、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの歌『コンパス・ オブ・ユア・ハート』を熱唱して締めてくれました。
「人生は冒険だ、地図はないけれど。宝物を探そう。信じてコンパス・ オブ・ユア・ハート」
そうだ、いかなる時も心のコンパスにしたがって冒険から帰ってきてほしい。
全員の健闘を心から祈っています!