センター試験壮行会2016
2016-01-14 | 進路系行事
1月13日、恒例の「センター試験壮行会」が実施されました。受験生にとっては本番前にみんなで顔を合わせる最後の機会。事実上の「出陣式」となりました。
週末に控えたセンター試験に向けて、先生方からは温かな「激励」や一風変わった独特の「アドバイス」など、それぞれの授業を彷彿とさせる心のこもった言葉が投げかけられました。
生徒諸君は胸の内には様々なものが去来していたかもしれませんが、仲間たちと一緒にいる時間はとても落ち着いており、柔らかな表情の生徒が多かったように見受けられました。
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学校長:榎並先生
私が受験生諸君に毎年伝えているのは、「人事を尽くして天命を待つ」ということ。皆さんはこれまでしっかり勉強してきたのだから大丈夫です。また、私の好きな言葉に「強い意志と明るい笑顔には奇跡の力がある」というものがあります。どうか当日には明るい笑顔で頑張って来て下さい。 |
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受験を目前に控え、嫌でたまらない人もいるかもしれません。しかし、その時に嫌で仕方なかったことが、自分自身の成長の糧になるのです。センター試験は皆さんにとって最初の壁。頑張って乗り越えて欲しい。苦しい1ヶ月になりますが、成長できる1ヶ月でもあるので、「苦しい」と思わず「楽しさ」に代えて頑張ってもらいたいと思います。
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「受験上の注意」(手引き)は熟読すること。終わったことに悩むことはしないで、受け終わった科目のことは忘れよう。そしてセンターリサーチは必ず来ること。試験会場では、その場で1番頭がいいのは自分だと思ってください。それから厳しい局面では「玉」を握ってください。男というのははそれが1番安心するものです。
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英語担当:井上先生
今年は新課程なので難化するでしょう。センター試験は形式が変わったとしても、求められているものはほぼ同じ。難化しても慌てないで。時間との勝負になりますが、時間がないときは思い切って先に進む勇気を持とう。昨年度の追試の傾向が今年の試験に反映する可能性が高い。第5問で物語文の復活があるかもしれない。残り数日で対策しておこう。センター試験の物語文は傾向が似ているのでしっかり見ておけば大丈夫。
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試験では思いの強い人、プライドを持っている人が本番で力を発揮するものです。また、試験本番で自分が難しいと思ったら平均点も低いことが多いので、自分ができる問題をしっかりと解いていくこと。
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数学で偶然答えが合うことはないけれど、国語は5択なんだからチョロい(笑)。60%は自力で解いて、残りは鉛筆を転がせ。鉛筆の優秀さに頼れ(笑)。人はあてにするな、試験会場で自分だけを信じて。
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野球の世界では、オープン戦が模擬試験です。社会科目は開幕戦の先頭バッターのようなもの。直前まで伸びる科目でもありますので、粘り強く取り組み、時間が余ってもしっかり見直しをしよう。
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理科担当:秀島先生
授業中に配布した表などを最後まで見ておくように。皆さんが学んだことの中から答えがある。登山は勉強に似ていて、君たち自らが自分の足で頂上を目指してほしい。登山口から頂上が見える山などないので、しっかりと歩き続けてください。
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センター試験は大切ですが、気負ったらよくありません。普段の模試のノリで気軽に受けてきて下さい。とにかくいい意味で開き直ること。これまで緻密に準備をした人間にだけ成功がある。ドンケツでも合格すればいいのだから、自分が納得できるように残り3日間頑張って下さい。
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今年度、生徒代表決意表明は北岡君でした。「みんな立ちましょう!」と早速全員を起立させたかと思うと「佼成男子なら恐れることは何もありません。体調管理と、何か予想外のことが起こったときも決してあわてずに自分の力を発揮することです。さあみんなで行きましょう。佼成男子であるならば男を見せるときです。恐れることはない!」
全員で唱和すること三度。最後は高らかに志望校合格を表明してくれました。
センター試験、そしてこれから始まる入試本番での、佼成学園高校3年生の健闘を祈ります!
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