入試慰労会2016
2016-03-18 | 進路系行事
卒業式を間近に控えた17日、恒例の大学入試慰労会を行いました。
高校3年生は、卒業を前に大学入試が一通り落ち着き、これからの進路が見えてくる時期です。どんな進路を目指し、どんな方法でその道を歩き、結果がどうであろうとも、ここまで頑張ってきたことを労い、たたえようとこの会が企画され、7回目となります。今年も多くの高校3年生が集まってくれました。
まずは、後輩たちのために自分の大学受験の記録を残します。この記録は今後、合格体験記として皆様にご覧いただく機会もあります。
それだけに、時間をかけてじっくりと記録を記入しているようでした。
学校長からの生徒達へのねぎらいのことば、学年主任による挨拶がありました。
「僕たちがみんなといれるのもあと少し。今日は存分に楽しんでください。」
学年の教員が作成した高校3年間の振り返りのビデオも上映され、乾杯を前に慰労会は盛り上がりを見せました。
生徒代表により、乾杯のコールが行われ、歓談が始まります。
久しぶりの友人との再会を懐かしむ声、先輩や先生との残り少ない時間を写真に収める生徒、思い思いの時間を過ごしました。
後輩たちへのメッセージを寄せてください、ということで設けられた桜の木にも、たくさんの声が寄せられ、木を彩る花となりました。
慰労会の軽食を手配してくださった売店より、今年もアイスとケーキがふるまわれました。
大学受験においても、学校生活においても、私たちは数え切れないほどの人の支えによって成り立っているんだ、ということを感じさせます。
人それぞれに、様々な春を迎えようとしています。その形は一人一人違えども、この入試慰労会に、佼成学園に集った全ての高校三年生に共通して流れていること。それを再び確認し、その意味に感謝する機会が「入試慰労会」だと言えるでしょう。
佼成学園に生徒が集い、卒業していくという営みがある限り、この「入試慰労会」は歴史をさらに積み重ねていくのでしょう。
高校3年生の皆さん、お疲れさまでした。
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