史上初「自習室合宿」実施!
2016-09-19 | 進路系行事
文化祭前週の三連休でしたが、高校3年生にとってはまさにかき入れ時。指定校推薦の学内選考も進み、一般受験に向かう生徒たちにとってはいよいよ勝負の時期が迫ってきました。
佼成学園の自習室が設置されて今年で8年目になります。これまで多くの先輩たちが高3専用の「自習室」で仲間たちと切磋琢磨しながら自分の未来を切り拓いてきた歴史は、進路指導部室の周辺で口伝として語り継がれてきました。いつしか自習室を基地として受験勉強を進める生徒たちは「自習室組」と呼ばれるようになり、佼成学園における受験生活の中核を成すようになりました。
ところが、女子校との合同企画であるトップレベル(TL)講習がスターとすると、次第に「自習室組」が私立大学志望生徒が中心になり、以前とは少し異なる風景になったのです。近年、国公立大学志望者が大きな成果を上げる中で今ひとつ伸び悩んでいた「自習室組」に、もう一度自習室黎明期の活気と勇気を取り戻してもらうべく、高3学年で「自習室合宿」を企画しました。
恒例のTL秋合宿の「裏番組」として第二団参会館を使って実施したこの合宿は、学年の先生の講習に加えて、TLでも講座を担当していただいている人気予備校講師である佐藤先生を「夜間特別講義」の講師として招聘し、一泊二日の濃密なものとなりました。夜間は狭い研修室に26名の志高き男子が集結した姿はまさに壮観。これまでのんびりとした勉強をしていた生徒や、勉強の成果がなかなか点数に結びつかず悶々としていた生徒たちが、目の色を変えて講義に釘付けになっていました。あるいは、深夜の2時近くまで講師の先生に質問をしてきたり、自習部屋で集中している生徒の姿が目立ちました。
生徒たちがここから奇跡の追い上げを見せて多くの生徒が希望を進路にたどり着くのだとしたら、もしかしたらこの合宿が「伝説の合宿」になるのかもしれません。今後は「自習室組」から再び目が離せなくなりました。頑張れ受験生!
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