東京外国語大学の英語へ立ち向かう その①基本情報・リスニング
2014-06-27 | チューター日誌

 

S__25763843 みなさんこんにちは!
東京外国語大学 国際社会学部北アメリカ地域 英語科一年のみっくんです!佼成チューターの新入りです。よろしくお願いします。
自分の東京外国語大学の受験経験を通して気付いたこと、また、言っておきたいことを述べようと思います。なるべくわかりやすく行きましょう!

まずは東京外国語大学の受験に関する基本的な情報からお話します。
東京外国語大学はセンター試験450点+二次試験400点 の合計850点で合否が決まります。
センターが半分以上と重いですねぇ。

センター試験は 英語が200  国語100 地歴50 数学50 理科・公民50(それぞれ圧縮)

二次試験は 英語が300 歴史が100 という配点

つまり、英語が全体の点数の半分以上(850点中500点)を占めるということが見えると思います。
外国語大学と銘打っているだけあります。

それでは東京外国語大学の英語の話へと移りましょう。
東京外国語大学はリスニングの配点がかなり高いのです。
2013年、2014年の入試ではリスニングで聞いた内容を英語で要約し、英語で自分の意見を述べる問題が出ました。
これをリスニング問題と捉えれば、リスニングが英語の試験の半分を占めるということになります。
しかし、ここ三年間、リスニングを開始する時間が外大はぶれっぶれなのです!!あらま!

2012年までは試験開始から90分後に開始をしていましたが、2013年では試験開始から30分後に開始され、私が受けた2014年の際は試験開始から60分後に放送が始まりました。
そろそろ落ち着くとは思いますが、本番では何が起こるかわからないので、何をリスニングの前に片付けて、何をリスニングの後に残すのかを表紙の時間を見て瞬時に決断する必要があります。
リスニングの内容ですが、他の大学に比べると格段に難しいです。文章構造などは難しくないのですが、話されている内容は論文です。センターの長文で出されても違和感ないレベルです。また、普段、授業で触れている英語の音声はアメリカの発音(特に西海岸より)と言われていて、聞き取りやすく、ほとんど綴り字通りに発音されるという特徴があります。それゆえ、英語が難しいとされる大学のリスニングはイギリスの発音を混ぜてきます。普段聞いていない分、難解に感じるはずです。

つまり、東京外国語大学のリスニングは慣れるまで時間がかかるということを頭に入れておくべきです。

私がオススメするのはTEDを聞くことです。聞いたことがある人もいると思いますが、TEDとは研究者が自分の研究結果をプレゼンテーションする番組です。私が受けた2014年の本番にもTEDが流れてきました。

【すごいプレゼン】TEDを初めて見る人におすすめの10本

動画サイトを探せば、日本語訳が字幕で出るものもあったりするので、自分にあったやり方で活用してみて下さい!
どのプレゼンテーションも興味深いものなので、休憩として見るというのもありだと思います。
また、普段見るニュースを副音声にして英語で聞くというのもいいトレーニングになりますよ。

今回は基本情報とリスニングについてお話しました。追って長文、英作文の話もしようと思います。
一緒に頑張っていきましょう!
このページがあなたを東京外国語大学合格へ近づけますように!

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