5回目の「東大に入ろうゼミ」ほか
2012-08-08 | チューター日誌

編集長はぎわらです。

7月31日に第五回目の「佼成アカデミア 東大に入ろうゼミ」が行われました。この企画は昨年度以前に単発的に2回ほど、東大に入るための勉強法をテーマに行われていました。しかし今年度は東大に入るための勉強法だけでは無く、東大という場所についてのレクチャーや実際の入試問題を用いての入試研究、そして本気で東大を目指す生徒へのアドバイスを含めて様々なテーマで、毎月定期的に行っています。

このように定期的に「東大に入ろうゼミ」が行えるのも卒業生の協力があってのことです。昨日のゼミでは毎回のゼミでレクチャーを務めてくれている神崎講師のほか、2年前の春に東大合格を果たした永川さん、在学中神崎講師と共に東大を目指した迫田チューターも駆けつけました。また、オブザーバーとして参加生徒を受け持つ学年の先生方や進路指導部主任の西村先生、私はぎわらも一緒にゼミをつくっていきました。

今回のテーマは「東大を目指すとはどういうことか」ということで、中学三年生から高校三年生まで、東大を志す多くの生徒が集まってくれました。ゼミは参加者を学年ごとに3つのグループに分け、その3つのグループを3人の講師が一人ずつ回って話をするというスタイルをとりました。講師のみなさんには、参加者から問いかけを交えながら、自分の過去、そして今している生きた経験を自由にお話いただきました。東大に向けた勉強法のことはもちろん、東大生にはどのような人がいるのか、授業やサークルのこと、そしてそもそも大学へ行く意味、学問をする意味など、興味深い話がいっぱいでどのテーブルも盛り上がっていました。

大学への進学率が上昇し、大学への進学が『当たり前』となりつつある今、どの大学のどの学部を目指すのか、ということも重要ですが、それ以前に大学に行く意味というものを理解するのは非常に重要だと個人的に考えています。しかもしっかりとイメージが定まっており、それが浸透している東京大学であれば、それはなおさらのことで、そこへ行く意味を理解することが、志望へのモチベーションにつながると思います。参加者の声からは大学に対する具体的イメージが出来たという声や、おもしろく感じられるようになったとの声もありました。そういった声を聞いているとこのイベントは大成功だったのかな、という風に思います。

 

さて、最後にうれしいお知らせがあります。リクルート進学総研ウェブサイトの「キャリアガイダンスnet」にわが佼成学園進路指導部webが取り上げられており、編集長からもコメントをしておりますので、お時間がありましたら是非お読みいただければと思います。 ⇒こちら

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