センター試験壮行会2017
2017-01-13 | 進路系行事

1月11日、恒例の「センター試験壮行会」が実施されました。受験生にとっては本番前にみんなで顔を合わせる最後の機会。事実上の「出陣式」となりました。

週末に控えたセンター試験に向けて、先生方からは温かな「激励」や緊張をほぐすような笑いも混ざった独特の「アドバイス」など、それぞれの授業を彷彿とさせる心のこもった言葉が投げかけられました。
生徒諸君は胸の内には様々なものが去来していたかもしれませんが、仲間たちと一緒にいる時間はとても落ち着いており、柔らかな表情の生徒が多かったように見受けられました。
以下に、各教諭・チューターからのメッセージの抄録を掲載します。

学校長
いよいよセンター試験が始まります。大学受験に向けて、それぞれ勉強をやった期間は違うかもしれないけれど、一生懸命やったことでしょう。
今、佼成学園には勝利の風が吹いている。アメリカンフットボール部のクリスマスボウルでは、アウェイなのにホームのような雰囲気で試合ができた。みんなが君たちの応援団としてパワーを送ってくれている。勝利の風に乗って落ち着いて頑張ってほしい。
   阿部学年主任

試験では周りのサポートがあってこそ力が発揮できる。これまで培ってきた学力は身についている。それをいかに100%に近い形で発揮できるか。自信を持って取り組んでほしいが、侮りは禁物。
  英語科北野教諭

君たちは佼成学園において過去最高の英語力を持っている。なおかつ模擬試験も過去最多の受験をしている。すなわち最高の経験値を持っている。平常心でやれば必ず点数が取れます。最後の時間にリスニングがあるので、最後まで気を抜かず頑張ってきてほしい。
   数学科阿部教諭

センター試験数学はマーク量が多く、最も処理能力が求められる試験と言える。ポイントは、躓いた問題も戻ってやってみればあっさり解けることが多いから、うまくいかないときも切り替えてやってみること。昼休み後なので睡魔に襲われないように。問題のページを間違えないように。数学1Aをやるべき人が数学1をやってしまうような間抜けなことは絶対に避けて下さい。
   国語科西村教諭

センター試験国語というのは君たちの視野が極端に狭くなってしまったところに落とし穴がある。しかし常に冷静で「引いた視線」で問題に向かえば、必ず見えなければならないものが見えるはず。健闘を祈る!
   社会科金子教諭

日本史は歴代の中でもあまりできがよくない。皆さんには最強の武器、すなわちノートがあります。あのノートを会場で見せつけてやって下さい。地歴は時間があるのでゆっくり解いて下さい。教科書にある写真だけは見直しておくように。最近のセンターは見たこともない資料問題を出してくるから焦らないように。
   理科 秋山・永田教諭

化学についても物理についても、すでに予想問題も出しているのでそれをやっておけば大丈夫。自分の将来がかかっている大切な試験だから、適度な緊張は必要。
センター試験というのは鏡のようなもの。自分のやってきたことがそのまま出てしまい、ごまかすことはできない。6択の選択肢が全部当たる確率は7776分の1。偶然はない。6択を最後までしっかり考えて2択に絞ればいける。どうしてもわからなくなったときは、想像上の先生に尋ねてみよ、きっと正しい答えを授けてくれる。
   飯田真チューター

私大型だったのでセンターに重きを置かなかったけれど、
周りのことは気にせず、敵は只の紙切れだと思って乗り切ろう!
宮本チューター
単語集ではなく慣れ親しんだ英語の長文を読むのがいい。
自分の弱みを強みに変える。僕はバスケ部、塾なし、現役生でしたが、それを逆手にとって自分の強みにした。今の自分を助けてくれるのは過去の自分。ネガティブなことは考えないで!
 今年度の生徒代表は、毛塚尚太郎くん。勉学に励み、吹奏楽部でも活躍し「行学二道」を貫いた彼は、中学時代にピアノの全国大会にも出場していたほどの名手でもあります。彼は、集まった生徒を前に、「緊張している。学年の気運を高めるためにも頑張っていこう。全国優勝という追い風を運んでくれたアメフト部のみんな、ありがとう。」と声をかけました。
 
ホールにピアノとマイクを持ち込み、ピアノのメロディに合わせて学年主任の名前である「キヨシ」を学年全体とでコールアンドレスポンス。最後は弾き語りをして、「行くぞ!!」と叫んだところ、学年全体が「おお!!」と応えてくれました。
また、午後にはトップレベル講習のセンター壮行会も行われ、こちらの学年代表はサッカー部との「行学二道」を貫いた、倉澤君が務めてくれました!
「今まで支えてくれたすべての人に感謝して頑張りたい」という温かくも力強いコメントを送ってくれました。

頑張れ、佼成学園受験生!

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