第52期生「成人を祝う会」が盛大に行われました
2012-09-19 | 進路系行事

9月8日(土)、ハイアットリージェンシー東京において佼成学園高等学校第52期生の「成人を祝う会」が催されました。このイベントは、先生方と卒業生が再会して初めてお酒を酌み交わしながら懇談するという機会を作ろうと、8年前から同窓会の方々が本校OBの先生方と協力しながら作り上げてきたものです。小さな学校ながらアットホームな雰囲気に包まれている佼成学園らしい企画と言えるかも知れません。

今回の「成人を祝う会」は卒業生97名、旧担任副担任のほぼ全員を含む120名以上が出席するという盛大な会になりました。従来の案内はがきや電話連絡に加えて、今回はTwitterやFacebookによる連絡も駆使して、クラスのそれぞれの幹事たちが一生懸命に声をかけてくれたこともこれだけの人数が集まった要因です。また、部活や生徒会などを通じてマメに学校に顔を出してくれている卒業生が多かったということも忘れてはなりません。

 

体育会に所属している学生や留学中の学生など、どうしても都合がつかなった場合もありましたが、今後もこうした機会があれば是非参加したいという声が届きました。タイやカナダに留学している生徒とスカイプで繋がりながらの参加、ということも試みましたが、会場はWI-MAXが入らず残念ながら実現しませんでした。次の同窓会は世界中からの参加が可能になっているかも知れません。

 

およそ2時間というわずかな時間ではありましたが、それぞれに卒業以来の自分の足取りを再確認しながら旧交を温め、懐かしい先生方にも成長した姿を見せてくれました。話は尽きることがありません。大学に入って学問の面白さに目覚めたことを話してくれたり、高校時代とは全く違った部活で活躍している様子を聞かせてくれたり、在校中は女子と話したこともなかったような生徒が楽しそうに恋人と写っている写真を見せてくれたり…。

 

今回は同窓会の計らいで、就職活動の役に立ちたいと多忙な中を駆けつけてくださったOBの方の講話もありました。歓談の真っ只中のご挨拶になってしまったのは残念でしたが、それでも自分たちの就活をOBの方々が支えてくれるという気持ちは大いに伝わったことと思います。いずれ、この会が成熟していく中で、今回のように企業において活躍をされている方々の席上に卒業生が挨拶に出向き、就職活動のための名刺交換などができるようになる日が来る、そんな期待も感じられました。OBの皆さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。

 

 

第52期生は、学校長も「印象に残る学年」というだけあって、実にバイタリティに溢れ、結束力のある学年でしたが卒業後もそれは健在で、多くのグループが二次会、三次会へと流れていきました。卒業生と朝までボウリングをした先生もいたということでした。翌日のFacebookには「こんな日が来るとは思ってもみませんでした」というコメントが残されていましたが、時は気づかぬうちに流れるもので、現在の在校生たちにも必ずこうした時間がやってくることでしょう。
 

「成人を祝う会」が学校という「ふるさと」への初めての凱旋になるという伝統が築かれつつあるようです。この会を企画してくださった同窓会の方々に感謝申し上げますとともに、第52期生たちの更なる活躍を祈っています。

 

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